【面接のコツ3】よくある質問と回答のポイント
前の仕事を辞めてしまった理由はなんですか?
この質問は、ほとんどの場合で聞かれることになります。質問に答える内容は早期退職の理由を聞かれたときとも重複しますが、前の仕事先の批判は止めておきましょう。前の仕事先の批判は、トラブルメーカーと判断される要因になり、大きく印象が悪くなります。前の仕事先に不満があったとしても、その不満をポジティブに解釈するようにして、答えるようにすることが大切です。
我が社を希望した理由を教えて下さい
介護業界に限らず、この質問も聞かれることが多いです。希望した理由は、条件面で説明すると悪印象になります。前の仕事場よりも給料が良い、休みが多いなどはあまり良い答えではありません。応募する先の特色を踏まえた回答が重要になります。例えば、認知症の方が多い職場なら「認知症の方のお力に少しでもなりたいと考え、御社に応募しました」と答えるなどが望ましいです。
残業や夜勤はありますが大丈夫ですか?
介護業界は、残業や夜勤が多い傾向にあります。当然ですが、この質問には大丈夫と答えた方が印象は良くなります。しかし、無理なことを大丈夫と言ってしまうと、入社してから問題になってしまいます。無理なことは素直に無理だと伝えるようにしましょう。その際には「家族の世話がある」「子供がいるので」など、具体的に無理な理由を述べるようにしましょう。
我が社に対して質問はありますか?
最後に聞かれることが多いこの質問ですが、質問がないと答えてしまうとやる気を感じられません。質問がないと答えるのではなく、最低でも一つは質問を用意しておきましょう。条件面の質問は、企業側とすれば雇いにくい人に映るのでNGです。入社後の予定について、研修内容についてなどを聞くことによって、前向きでやる気のある人物に映ります。