人を楽しませることが好きな方!楽しいデイサービスの1日を紹介していきます

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デイサービスという言葉をよく耳にしますが、どんなサービスを提供しているかご存知ですか?
デイサービスのイメージは≪日勤のみ≫≪定休日がある≫≪楽しそう≫などではないでしょうか?
ただし、普段デイサービスの中を見る機会がないので、どんなことをしているのか実際にはわかりにくいですよね。
今回は、デイサービスとは何なのか、どんな人が利用し、お仕事の内容や1日のスケジュールはどうなっているのか、やりがいなども含めてご紹介していきます。
 
 

そもそもデイサービスって?


デイサービスは介護保険では「通所介護」といい、その名の通り『通う介護サービス』になります。
在宅のサービスといえば、訪問介護など自宅に介護スタッフが伺ってサービスをしますが、デイサービスは利用者さんが施設に集まってサービスを提供します。
その際利用者さんご自身で施設まで行くのではなく、介護スタッフさんが自宅から施設までの送迎まで行います。

多くのデイサービスでは入浴や食事介助、レクリエーションなどを行っています。
デイサービスと言っても、地域の古民家を改装して行っているような地域密着型の小規模デイサービスから、何十人と多くの方が通われる大規模なところまで様々な特徴を持ったデイサービスがあります。利用者さんの中には人混みが苦手な方や、友好的でいろんな方と関わりたい方などいらっしゃるので、自分に合ったタイプのデイサービスを選ぶことができます。
 
 

デイサービスに来る人はこんな人!


ではどのような方がデイサービスを利用しているのでしょうか?
ひとつずつ解説をしていきます。

日中に一人になる人

日中は介護をしてくれる家族が仕事などで不在になる為、一人にさせると不安というような方が来ます。
認知症があったり、食事の介助が必要な方、排泄の介助が必要な方など理由はさまざまです。
デイサービスにくれば日中は安心して介護職員に任せることができるので、ご家族の皆さんは助かりますよね。

気分転換をしたい人

毎日、家でじっとしていると体の機能も落ちてしまうので、デイサービスへ出て行って気分転換をしたり体を動かすことによって、健康を維持している方もいます。
長く通っていると近所の方以外にも交流が増えて、デイサービスの友人というように仲良くなることも少なくありません。

リハビリをしたり体の機能を維持する

デイサービスではいろんなレクリエーションを企画されています。
歌をうたったり体操をしたり、ゲームをしたりと楽しみながら、体を動かすことで身体機能を維持できます。また看護師も常駐しているので、ADL(日常生活動作)が落ちてくることが早期に発見できて、誤嚥や転倒などを未然に防ぐこともできます。

主には要支援認定を受けた方から自分で歩けるようなお元気な方が多いですが、中には寝たきりの方、重度の認知症の方なども受け入れているところもあります。
また、機能訓練特化型やレクリエーション特化型など、デイサービスによって提供するサービスのウエイトが違ってきます。
デイサービスの内容に合った利用者が通所されることになります。

デイサービスの1日

デイサービスによって内容は異なりますが、基本的な流れをご紹介します。

時間 内容
9:00 送迎到着・家族との申し送り
9:15 デイサービス到着・健康チェック・ウェルカムドリンクの提供
10:00 入浴介助・排泄介助・レクリエーション
11:30 食事の準備・口腔体操
12:00 食事
13:00 くつろぎタイム・排泄介助
14:00 レクリエーション・機能訓練
15:00 おやつ・帰宅準備・排泄介助
15:30 デイサービス出発
16:00 自宅に到着・家族へ申し送り

機能訓練特化型の場合は機能訓練が主なため、機能訓練の時間が長かったり、レクリエーションに特化していたら小旅行や創作活動、庭園作業なども入ってきます。
また半日で終わるデイサービスもあります。
 
 

デイサービスの仕事内容


利用者の1日の流れは上記の通りですが、スタッフは同じわけにはいきませんよね。
スタッフの動きを含めたスケジュールを見ていきましょう。

時間 利用者の内容 スタッフの動き
8:30 出社。朝礼。当日の動きを確認。
8:45 送迎へ出発。
9:00 送迎到着 ご利用者さんの自宅へ到着。体調の確認。
家族との申し送り。
9:15 デイサービス到着
健康チェック・ドリンクの提供
到着した方からバイタルサインを測定したり、排泄の介助に行く。入浴準備を行う。
10:00 入浴介助・排泄介助
レクリエーション
各自で割り振られた担当の業務を行う。
11:30 食事の準備・口腔体操
排泄介助
エプロンが必要な方は装着してもらったり、自助具が必要な方は準備しておく。
12:00 食事・必要な方には介助 食事介助を行ったり、危険がないように見守る。
13:00 くつろぎタイム・排泄介助 午前中の記録をとる。(各自休憩)
14:00 レクリエーション
機能訓練
レクリエーションを企画・運営する。
機能訓練は評価表をつけたり、サポートを行う。
15:00 おやつ・帰宅準備・排泄介助 おやつの提供。
利用者の荷物をまとめたり、午後の記録をとる。
15:30 デイサービス出発 送迎へ出発 各方面に分かれて車で向かう
16:00 自宅に到着
家族へ申し送り
デイサービスでの過ごし方や本日の様子を家族へお伝えする。
16:30 施設の清掃
送迎車の洗浄
17:00 翌日の送迎予定確認や通所者の確認、レクリエーションの準備などを行う
17:30 本日の振り返り。退社

デイサービスの大まかな流れはこのようになります。
これ以外にも細かい仕事は多々ありますので、とてもハードな時間帯もあります。
デイサービスは利用者さんが楽しんでもらうこと、通所する目的が果たせることが大切です。

なお、送迎には軽自動車もありますが、中には10人乗りのハイエースなどもあります。
狭い路地にハイエースなどの大型車で入らなければいけないこともあるので、運転技術も必要になってきます。
またレクリエーションも毎回同じ内容だと、利用者さんもマンネリ化してしまいます。
季節や気候、通所する方の好みを考慮して不公平感がないように内容を決めなければいけません。
 
 

デイサービスのやりがい


デイサービスは1日のスケジュールが決まっているので忙しい時間帯もありますが、やりがいの大きい仕事です。

利用者の笑顔が多く見られる

デイサービスはレクリエーションなどを多く入れますので、楽しんでもらう機会が多くあります。
笑顔が常に見られる介護現場は多くありません。
「デイサービスが楽しみ」と言われるとこちらも頑張りたくなりますよね。

仕事に飽きない

レクリエーションを考えたり、送迎のコースが毎回違うなどスケジュールは決まっているけど内容が異なるのでマンネリ化せずに仕事ができます。
常に想像力や創造力が養われるので、自分のレクリエーションがクオリティアップしていくのがわかります。

夜勤がない

デイサービスは日中のみのサービスになります。
(※中にはナイトデイという夜間の就寝時間に預かったり昼夜逆転している方を介助したりというところもあります。)
お子さんがまだ小さかったり、家庭と仕事を両立させたい方にとって、夜勤のないデイサービスはありがたいですよね。
 
 

こんな人にはデイサービスでの勤務がおすすめ!


デイサービスはとにかくご利用者さんに楽しんでもらうことが目的です。
そのため自分の性格が明るい方はとても向いていますし、自身の強みにもなるでしょう。
またコミュニケーション能力も必要です。サービス精神が旺盛な方や人当たりが良く、ご利用者さんが安らげるような性格の方にもおすすめです。
 
 

まとめ


いかがでしたでしょうか?
デイサービスに来る方の中には、遊びに来る感覚を持たれている方もいます。
そのため職員にも遊び心があれば、一緒に楽しむことができるでしょう!
デイサービスに興味がある、デイサービスで働いてみたい!という方はぜひ岡山介護求人センターまでお問い合わせください!
 

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