◆介護業界で役立つ資格◆実務者研修
実務者研修とは、
介護の入門資格である介護職員初任者研修の一つ上の資格になります。
介護に関する知識だけでなく、医療的なケアに関する介護技術を学ぶ目的として、実施されている研修です。
【資格取得後~就職】
介護業務に従事している方で、将来的には国家資格である介護福祉士の受験を考えている方は多いと思います。
介護福祉士を目指すにあたって、この実務者研修を修了していることが必須になりました。
介護福祉士取得を目指す方は、必ず受講しておかなければなりません。
介護福祉士取得=実務経験3年+実務者研修修了が必須条件となりますので、どのタイミングで受講していくか、計画性を持って取り組んでいく事が良いでしょう。
また、実務者研修を修了していれば、サービス提供責任者や施設によっては、フロアリーダーなどの役職にも就く事が可能となります。
業務範囲は広がりますが、給与アップ&キャリアアップに繋がります。さらに、喀痰(かくたん)吸引や経管栄養の実施が可能になります。
出来る事が増え、活躍の場が広がるので、介護現場においては貴重な存在になれると言えます。
【取得のための費用】
各研修実施校によって異なりますが、5万円~10万円程度のところが多いようです。
初任者研修取得の有無によって、取得費用に差があるようですので、よく調べてから申し込みをされることが望ましいでしょう。
資格取得支援制度を設けている法人もありますので、勤務中の方や転職活動中の方は、各法人・各施設に制度があるかどうか確認をしてみると良いと思います。
介護業界において、実務者研修はキャリアアップしていく上で、絶対に役立つ資格ですので、興味がある方は是非、チャレンジしていきましょう。