□□□ 再就職準備金について □□□

皆さん、介護人材再就職準備金でご存知ですか？

介護の実務経験があり、かつ有資格者の方が、介護のお仕事に再就職する際に無利子でお金を支援してくれる国の制度があるんです。

その制度のことを『再就職準備金』と言います。

もともと介護職員として勤務していたものの、現在、介護の仕事から離れている方を対象にした制度です。

再就職のために必要な転居費用（敷金・礼金など）、保育園など子供の預け先を探すための活動費、資格取得などの講習参加費用や参考図書の購入費、業務に必要な被服費、通勤用のバイクや自転車などの購入費用など、様々な用途にこの再就職準備金を充てることができます。

この『再就職準備金』は基本的には「貸付」という名目ですが、介護の仕事に就職後、2年間継続して介護職員として従事すれば全額返還不要となります。
（都道府県によって、年間の勤務日数に制限があるなど、詳細な条件は異なります。）

つまり条件を満たせば、返済の必要はなく返済不要の全額給付という形になる、かなりお得な制度です。

この制度は都道府県の社会福祉協議会が主体となって行っています。

支給される金額はなんと最大40万円！！

もともと一部の地域を除いて準備金として貸し付けされる金額は基本は20万円となっていましたが、
新型コロナウイルスの影響により介護人材の確保が必要になった事から、全国一律で40万円に引き上げられる事になりました。

再就職準備金の対象者は？
介護職員の『再就職準備金』は、以下の4つの条件をすべて満たす方が対象となっています。

1.介護職員として1年以上の実務経験がある方
2.介護福祉士、実務者研修、介護職員初任者研修、介護職員基礎研修、ヘルパー1級、ヘルパー2級のいずれかを取得している方
3.介護保険サービス事業所等において、介護職員等として再就職した方
4.介護職員等として再就職する日までの間に、あらかじめ「都道府県福祉人材センター」に氏名及び住所等の届出を行い、かつ、「再就職準備金利用計画書」を提出した方
（厚生労働省ホームページより）

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