介護職歴11年!指定介護老人福祉施設で働く現役男性ケアマネージャーに聞く、 具体的な仕事内容と勤務時間や休日は、どうなっているの?
同じ介護業界でも、介護施設の規模や種類によって仕事内容や勤務時間、休日などは全く異なるようです。また、介護施設によっては異なる職種を兼務する場合もあるとか。
そこで今回は、介護職歴11年!現役の男性ケアマネージャーに聞く、指定介護老人福祉施設での具体的な仕事内容と勤務形態とは?について、インタビューをお送り致します!
今の職場での仕事内容を具体的に教えてください。
僕は、早番、遅番、夜勤のある介護現場の仕事と、ケアマネージャーの仕事を兼務しています。勤務時間は、早番が7時~16時、遅番が11:30~20:30、夜勤が21:15~7:15となっています。
介護現場での仕事内容は、食事・排泄・入浴介助です。
ケアマネージャーの仕事は月に4~5日間しています。仕事内容は、要介護者の心身状態の聞き取りを行う認定調査、ケアプランの作成、担当者会議への出席、利用者様の状況を確認するモニタリングなどです。また、看護師、栄養士、相談員、機能訓練指導員などの他職者、リーダー、サブリーダーなどの同職者との情報交換もケアマネージャーの仕事です。
勤務シフトは、どなたが決めるのですか?
うちの施設では、介護現場のリーダーがシフト表を作成しています。
介護スタッフ一人で何人の利用者様を担当されるんですか?
排泄介助の場合、利用者様約25人を1人の介護スタッフが担当します。
お一人で利用者様25人の排泄介助は大変ではないですか?
確かに時間は結構かかります。朝食後に開始した排泄介助が昼食前までかかることもよくあります。
食事介助にも時間はかかるんですか?
かかりますね。
ワンフロア約50人の利用者様がおられるのですが、利用者様の中で食事中の見守りや介助が必要な方が増えてきています。だから、1時間半程度はかかっています。
食事介助には何人の介護スタッフが担当するのですか?
利用者様約50人に対して介護スタッフが5人なので、1人で約10人の利用者様を担当しています。1人の利用者様にずっとついている訳ではないので、約10人の利用者様の中を行ったり来たりします。
休日は月に何日ありますか?
月に10日前後は休みがあります。それ以外に、リフレッシュ休暇が年に3日間、長期休暇も1週間取れます。
休みは多いんですね。
そうですね。
でも、長期休暇に関しては実際に取れている人は、ほとんどいません。現場が忙しいので…。
年に3日間あるリフレッシュ休暇を取るのが精いっぱいですね(笑)
まとめ
今回は、100名以上の利用者様がいらっしゃる指定介護老人福祉施設にお勤めの男性ケアマネージャーに、仕事内容と勤務形態についてインタビューしました。
ケアマネージャーの資格を取得していても、介護施設によって介護スタッフとしての仕事を兼任している場合があるんですね。
インタビューに答えて頂いた方は男性ということもあり、体力的に大変な夜勤の仕事も週に1回程度の頻度でこなしておられるとのことでした。それにしても一人の介護スタッフが担当する利用者様の数には驚かされました。介助には時間がかかると言われていましたが時間内に終わらせるコツも経験を重ねるにつれて身についていくのでしょうね。
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※この取材内容は、全ての介護職、および介護業界の実情にあてはまるとは限りません。