お仕事インタビュー!

介護業界に入ったきっかけとは?

内田さん

アパレル業界から介護業界へサービス業を求めて

岡山市中区国富にある「サービス付き高齢者向け住宅・特定施設 麻姑の雅 国富」を運営する株式会社MaCOの創夢企画部 部長の内田さん。もともとはまったく違う業界におられたそうです。 異業種からの転職組も多いと聞く介護業界において、内田さんは何をきっかけに、何に惹かれてこの業界に転職されたのでしょうか? 今回は、内田さんにお聞きした介護業界への転職のきっかけについて、インタビューをお送り致します!

内田さんは前のお仕事では何をされていたんですか?

はい、実はアパレル関係の会社に20年くらいいました。アパレル関係といっても、販売ではなくて、洋服を作るメーカーのほうにいました。

アパレルメーカーから転職したきっかけは何だったのですか?

洋服のメーカーに20年くらいいて、次第に同じアパレル業界でも直接お客様と関わることのできるサービス関係の仕事に就きたいという思いが強くなってきました。それで、転職活動をしていたときに、株式会社MaCOの初代社長にお会いする機会があったんです。いろいろな話をする中で、「介護の仕事はサービス業だよ。」という社長の言葉が強く印象に残り、それが介護業界に入るきっかけになりました。

アパレルから介護へ

介護業界に転職してみていかがでしたか?

転職してすぐの頃は、「本当にこの業界でやっていけるのだろうか?」という自問自答を繰り返していました。同じサービス業とはいえ、アパレル業界とはまったく違うので。分かってはいたものの、この先何十年もこの業界で仕事ができるのか、当初はまったく自信がありませんでした。

大丈夫なのか?と思いながらも、この業界でのお仕事を続けることができている理由は何だと思いますか?

そうですね、入社してからしばらくの間、介護の仕事を現場でする期間があったのですが、その時に、現場のスタッフの方がとても親切にいろいろと教えてくれたんですね。それで少しずつ介護の仕事の魅力が分かるようになり、自分自身にも自信を持つことができるようになりました。

内田さんにとって、この仕事の働きがいは何でしょうか?

内田さん人と人との関わりだと思います。私は介護スタッフではありませんが、入居者様の方に話しかけられることがよくあります。この間は、私がたまたま咳をしているところを見た方が
「大丈夫?風邪引いたん?」と(笑)。ああ、私のことも見てくれているんだなぁと心が温かくなりました。
こういった入居者様とのコミュニケーションが、もっともっと入居者様の方の快適さを一番に考えたいという熱い思いにもなっていると思います。

最後に介護の仕事に興味を持っている人にメッセージをお願いします。

介護業界への転職は、私にとって大きなチャレンジでした。だから、未経験や異業種からの介護業界への就職を躊躇する気持ちはよく理解しているつもりです。面談のときなどにもお話するのですが、資格や経験がなくても、人と関わることが好きなら、介護の仕事に必要な資質を持っている人だと思っています。
今は、派遣社員という形で介護の仕事を始められるチャンスもあるので、迷っている人はぜひ、実際に介護の仕事を経験してみてください。経験してみてからどうするのかを決めても遅くはないと思います。

※この取材内容は、全ての介護職、および介護業界の実情にあてはまるとは限りません。

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