お仕事インタビュー!

介護職歴11年!指定介護老人福祉施設で働く現役男性ケアマネージャーに聞く、どんな時にやりがいを感じますか?

利用者様と気持ちが通じ合った時ですね。

日々、一生懸命に利用者様と向き合っている介護スタッフ…彼らは、この仕事のどんな点にやりがいを感じているのでしょうか?

そこで今回は、介護職歴11年!指定介護老人福祉施設で働く現役男性ケアマネージャーに聞く、この仕事のやりがいとは?ついて、インタビューをお送り致します!

どんな時に、この仕事に対するやりがいを感じますか?

利用者様に自分の気持ちが伝わった時ですね。

利用者様に自分の気持ちが伝わった

例えば、どんな時ですか?具体的に教えてください。

例えば、夜なかなか眠れない利用者様がいたとします。

眠れない理由には、いろいろあって、例えば、トイレに行きたかったり、自宅から持って来た洋服がどこにあるのか気になったり、ご飯を食べていないんじゃないかと不安になったりなどですね。それらの理由を正確に伝えられる利用者様は少ないので、時間をかけて彼らの話をじっくり、しっかりと聞く中で、彼らが僕に何を求めているのかを探ることがとても大切なんです。利用者様の声にじっくり耳を傾けていると、利用者様は、だんだんと落ち着いてこられます。多分、こちらの気持ちが伝わるのだと思います。

反対にそこで焦ってしまい、利用者様に対して早く寝て欲しいという気持ちがこちら側に生じると、それが利用者様にも伝わり、もっと不安になったり、目が冴えたりと、逆効果になりかねません…。

他には、どのような場合がありますか?

そうですね、利用者様がお腹を痛がる場合は、お腹を温めたり、さすってあげたり、温かい飲み物を出したり、トイレに行ってもらったりします。また、必要があれば血圧を測ることもあります。「明日の朝、看護師にすぐ相談しますね。」と声をかけるだけでも落ち着いたり、安心されたりしますね。とにかくどんなケースでも利用者様に安心してもらえるような対応を心がけています。

他にもそういったケースがあれば教えて下さい。例えば利用者様が何かするのを強く拒否したり、といったケースなどはありますでしょうか?

スタッフの言うことを拒否する方はいらっしゃいますね。

特に入浴介助を嫌がるケースが比較的多いですかね。

その場合は、どのように介助されるんですか?

お風呂を嫌がる利用者様に無理強いすると、介護スタッフに手が出てしまう場合がありますので、直接的にお風呂に行くことが分かるような対応はあまり良くありません。ですから、まずは、その利用者様とマンツーマンで散歩や会話をします。最初に利用者様との信頼関係を築いてから、お風呂場に行きます。お風呂場で担当のスタッフに交代すると、利用者様が、また不安になることもあるので、僕も洋服を脱いで一緒に入浴することもあります。そうやって最初から最後まで僕が付きっきりで対応して上手くいったケースはありましたね。

お風呂

まとめ

介護の仕事は「人対人」の関係です。利用者様を思いやり、利用者様の立場に立った対応をすることで利用者様の不安が解消され、安心感につながるのですね。利用者様と気持ちが通じ合った時の満足感や充実感は介護の仕事ならではの醍醐味なのかもしれません。

介護の仕事に興味のある方は介護の求人に特化した「岡山介護求人センター」の担当者までぜひお気軽にご連絡ください。

※この取材内容は、全ての介護職、および介護業界の実情にあてはまるとは限りません。

お仕事インタビューの一覧へ